毎日のおかず作り、お疲れ様です。 「今日の夕食、何にしようかな…」と悩んだり、「鶏肉料理のレパートリーを増やしたいな」と感じたりすることはありませんか。
そんな時におすすめなのが、日本テレビ系列「ヒルナンデス!」で紹介されて話題になった「手羽元の唐揚げ」です。 このレシピの面白いところは、衣に「鰹節」を使う点にあります。 ひと手間加えるだけで、いつもの唐揚げが、うま味と香ばしさが格段にアップした一品に大変身しますよ。 私も実際に作ってみたのですが、外はサクッ、中はじゅわ〜っとジューシーで、家族からも大好評でした。
揚げ物と聞くと少し難しそうに感じるかもしれませんが、作り方は意外とシンプルです。 この記事を読めば、誰でも簡単にお店の味を再現できますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
五十嵐美幸シェフ直伝!ジューシー唐揚げのコツ作り方手順
手羽元のから揚げ!材料(2人分)
まずは、材料を準備しましょう。 お買い物に行くときに、このリストをそのままメモとして使ってみてくださいね。
- 手羽元:4本
- 鰹節:10g
- 片栗粉:大さじ3〜4程度(全体にまぶせる量)
- すりごま:少々(お好みで)
- 揚げ油:適量(フライパンの底から1cm程度)
- クレソン:適量(付け合わせ用)
【下味用調味料】
- 醤油:大さじ2
- 酒:大さじ1
丁寧な解説で分かりやすい!作り方の手順
材料がそろったら、さっそく作っていきましょう。 一つ一つの工程を丁寧に行うことが、美味しく作るための近道ですよ。
ステップ1:手羽元に味を染み込みやすくする下準備
まずはじめに、手羽元の下ごしらえから始めます。 骨に沿って包丁で一本、切り込みを入れて開いてください。 こうすることで、火の通りが均一になるだけでなく、味が中までしっかりと染み込みやすくなります。
ステップ2:特製のタレで下味をつける
次に、ボウルに手羽元と下味用の調味料(醤油 大さじ2、酒 大さじ1)を入れます。 手でよく揉み込んで、味をなじませましょう。 時間があれば、このまま10分ほど置いておくと、より一層美味しくなりますよ。
ステップ3:鰹節と片栗粉で魔法の衣作り
ここが、このレシピ一番のポイントです。 味が染み込んだ手羽元に、鰹節10gをたっぷりとまぶしつけます。 鰹節がうま味の素となり、風味豊かな衣になるんですよ。 その後、全体にまんべんなく片栗粉をしっかりとつけます。 片栗粉をしっかりつけることで、揚げた時にサクサクとした食感が生まれます。
ステップ4:フライパンで揚げ焼きにする
フライパンに底から1cmほどの高さまで油を入れ、中火で熱します。 衣をつけた手羽元を、皮目を下にしてそっと入れましょう。 片面がきつね色になったら裏返し、もう片面も同じように揚げていきます。 両面にこんがりと焼き色がついたら、完成です。
ここがプロの技!失敗しないためのポイント
番組で紹介されていた、美味しく作るためのコツをまとめました。 ちょっとしたことですが、仕上がりが大きく変わってきます。
- ポイント1:手羽元を開くひと手間を惜しまない 前述の通り、手羽元を開くことで、加熱時間が短縮でき、パサつかずにジューシーに仕上がります。 また、味がしっかり染みるので、ご飯のおかずにも、お酒のおつまみにもぴったりな一品になります。
- ポイント2:鰹節は「これでもか!」というくらいまぶす このレシピの主役は、何と言っても鰹節です。 下味の水分を鰹節が吸い、うま味をぎゅっと閉じ込めてくれます。 揚げている時から、キッチンに香ばしい良い香りが広がりますよ。
- ポイント3:片栗粉は揚げる直前に 片栗粉は、時間が経つと水分を吸ってべちゃっとしてしまう原因になります。 サクサクの食感を楽しむためにも、油に入れる直前にまぶすように心がけてくださいね。
4. まとめ
今回は、ヒルナンデスで紹介された「手羽元の唐揚げ」のレシピをご紹介しました。
いつもの唐揚げに鰹節を加えるという、ちょっとしたアイデアで、驚くほどうま味と風味がアップします。 手羽元を開いて揚げることで、火の通りも早く、ジューシーに仕上がるのも嬉しいポイントです。 難しい工程は一切ないので、お料理が苦手な方でもきっと美味しく作れますよ。
食卓に出せば、ご家族から「これ、どうやって作ったの?」と聞かれること間違いなしの一品です。 ぜひ今夜のおかずに、試してみてはいかがでしょうか。