2025年7月14日(月)放送の「DAIGOも台所」で、夏にぴったりのデザート「白桃のパンナコッタ」の作り方が紹介されました。
この記事では、番組で紹介されたレシピを、料理が苦手な方でも分かりやすく、より詳しく解説します。
さらに、基本のレシピを応用したアレンジレシピもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
教えてくれたのは辻調理師専門学校の長谷川晃さんです。
教えてくれた長谷川晃のプロフィール
今回、レシピを教えてくれた長谷川晃さんは、日本を代表する料理教育機関である辻調理師専門学校に所属するプロの料理人です。
西洋料理を専門とされており、その確かな技術と理論に基づいた丁寧な指導には定評があります。
「DAIGOも台所」には番組開始当初から出演されており、料理初心者であるDAIGOさんにも理解しやすいように、調理のコツや科学的な根拠を交えながら教える姿が印象的です。
項目 | 内容 |
名前 | 長谷川 晃 (はせがわ あきら) |
所属 | 辻調理師専門学校 |
専門分野 | 西洋料理 |
主な出演 | DAIGOも台所(朝日放送テレビ) |
白桃のパンナコッタのレシピ フルーツゼリーのスイーツ
それでは、番組で紹介された「白桃のパンナコッタ」のレシピをご紹介します。
口溶けの良いパンナコッタと、果肉感のあるゼリーの二層仕立てで、見た目も華やかな一品です。
白桃のパンナコッタの材料
材料を準備する際は、パンナコッタ用とゼリー用で使うものが分かれているため、あらかじめ小分けにしておくと作業がスムーズに進みます。
特にゼラチンは分量が違うため、間違えないように注意が必要です。
用途 | 材料名 | 分量(4人分) |
ゼリー用 | 白桃(缶/半割り) | 2個 |
ゼリー用 | 板ゼラチン | 5g |
ゼリー用 | 水 | 100ml |
ゼリー用 | 白ワイン | 50ml |
ゼリー用 | 砂糖 | 50g |
ゼリー用 | レモン | 1/2個 |
パンナコッタ用 | 板ゼラチン | 3.5g |
パンナコッタ用 | 生クリーム | 200ml |
パンナコッタ用 | 砂糖 | 30g |
パンナコッタ用 | 缶詰のシロップ | 100ml |
仕上げ用 | ミント | 適量 |
白桃のパンナコッタの作り方
ここからは、実際の調理手順を詳しく解説していきます。
各工程のポイントを押さえることで、お店で出てくるような本格的な味に仕上がります。
1)まず初めに、下準備から始めます。
板ゼラチンはゼリー用(5g)とパンナコッタ用(3.5g)を別々のボウルに入れ、それぞれ氷水に5分以上つけて十分にふやかしておきます。
氷水を使うことで、ゼラチン特有のにおいを抑え、仕上がりがクリアになります。
2)次に、フルーツの準備を行います。
白桃は後でゼリーと合わせたときの食感が楽しめるように、2cm角に切り分けます。
レモンは黄色い皮の部分だけを薄く削り、果汁は搾っておきましょう。
3)白桃のゼリーを作ります。
鍋に水、白ワイン、砂糖50g、レモンの皮と果汁を入れて火にかけ、沸騰させアルコールを飛ばします。
沸騰したら角切りにした白桃を加え、再度沸騰したところで火を止めます。
4)ゼラチンを加えて溶かします。
火を止めた鍋に、ふやかしておいたゼリー用の板ゼラチン(5g)の水気を軽く絞ってから加え、余熱で完全に溶かします。
5)ゼリーを冷やし固めます。
ゼリー液を別の容器に移し、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れます。
後でパンナコッタを上に注ぐため、この段階で3時間以上かけて完全に固めることが重要です。
6)続いて、パンナコッタを作ります。
別の鍋に生クリームと砂糖30gを入れ、中火にかけます。
このとき、沸騰させてしまうと生クリームの風味が落ちるため、鍋の縁が静かに泡立つくらいの沸騰直前で火から下ろしてください。
7)パンナコッタ液を完成させます。
火から下ろした鍋に、ふやかしておいたパンナコッタ用の板ゼラチン(3.5g)の水気を絞って加え、完全に溶かします。
ボウルに移して氷水で冷やし、粗熱が取れたら白桃の缶詰シロップを加えて混ぜ合わせます。
8)パンナコッタを冷やし固めます。
こちらもゼリーと同様に、冷蔵庫で3時間以上、しっかりと冷やし固めることが大切です。
9)最後の仕上げです。
ガラスの器などに、まず冷やし固めたパンナコッタを盛り付け、その上に固まった白桃のゼリーを乗せます。
最後にミントを飾れば、美しい二層のパンナコッタの完成です。
工程 | ポイント | 理由 |
ゼラチンを戻す | 氷水を使用する | 臭みが取れ、純粋な風味になる |
生クリームを温める | 沸騰させない | 風味の劣化や分離を防ぐため |
冷やし固める | 各層3時間以上 | 層を綺麗に分け、食感を良くするため |
アレンジレシピ「大人のコーヒーゼリーパンナコッタ」
基本のレシピを覚えたら、少し大人向けのアレンジに挑戦してみませんか。
ほろ苦いコーヒーゼリーと濃厚なパンナコッタの組み合わせは、食後のデザートにぴったりです。
アレンジレシピの材料
パンナコッタの部分は基本のレシピと同じですが、ゼリーの材料をコーヒーベースに変えることで、全く違う味わいが楽しめます。
用途 | 材料名 | 分量(4人分) |
コーヒーゼリー用 | 水 | 300ml |
コーヒーゼリー用 | インスタントコーヒー | 大さじ2 |
コーヒーゼリー用 | 砂糖 | 50g |
コーヒーゼリー用 | 板ゼラチン | 5g |
コーヒーゼリー用 | コーヒーリキュール | 大さじ1(お好みで) |
パンナコッタ用 | (基本レシピと同じ) | - |
アレンジレシピの作り方
1)コーヒーゼリーを作ります。
鍋に水とインスタントコーヒー、砂糖を入れて火にかけ、よく混ぜて溶かします。
2)ゼラチンを加えます。
氷水でふやかしておいた板ゼラチン(5g)の水気を絞って加え、完全に溶かします。
3)香りづけをします。
火から下ろして粗熱を取り、お好みでコーヒーリキュールを加えると、より一層香りが引き立ちます。
4)冷やし固めます。
容器に流し入れ、冷蔵庫で3時間以上冷やし固めます。
5)仕上げます。
基本のレシピと同様に作ったパンナコッタの上に、クラッシュしたコーヒーゼリーを乗せれば完成です。
工程 | アレンジのポイント |
ゼリー作り | コーヒーの濃さや甘さはお好みで調整する |
仕上げ | コーヒーゼリーをフォークで粗く崩すと見た目が綺麗 |
【DAIGOも台所】白桃のパンナコッタのレシピ フルーツゼリーのスイーツについてまとめました!
この記事では、2025年7月14日放送の「DAIGOも台所」で紹介された「白桃のパンナコッタ」のレシピを、詳しい作り方のポイントやアレンジレシピとあわせてご紹介しました。
二層の見た目が美しく、おもてなしにも最適なこのデザートは、いくつかのポイントを押さえるだけで、誰でも簡単に作ることができます。
基本のレシピをマスターした後は、コーヒーゼリーなど、お好みのフルーツやフレーバーでアレンジを加えて、自分だけのオリジナルパンナコッタ作りを楽しんでみてください。
番組情報
「DAIGOも台所〜きょうの献立何にする?〜」は、料理初心者のDAIGOが、一流のプロから料理の基礎を学ぶ、献立お悩み解決バラエティです。
項目 | 内容 |
番組名 | DAIGOも台所〜きょうの献立何にする?〜 |
放送局 | 朝日放送テレビ・テレビ朝日系列 |
放送日時 | 毎週月曜〜金曜 13:30〜13:45 |
出演者 | DAIGO、辻調理師専門学校の先生方 |